留学生24名がインターンシップに参加しました

2021/12/21
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 静岡大学国際連携推進機構(以下「機構」)は、公益財団法人浜松国際交流協会(HICE)、浜松外国人材定着サポート有限責任事業組合(eコモンズ)との共催により、留学生向けインターンシップを実施しました。9月から10月にかけ、留学生24名(工学部19名、情報学部5名)が2週間のインターンシップに参加しました。また地域協力企業9社が、まん延防止等重点措置及び緊急事態宣言の発出に伴う4度にわたる実施計画の変更対応をしてくださり、無事対面での実施にこぎつけることができました。

 今回実施した「インタラクティブ?インターンシップ(双方向インターンシップ)」は、2020年度より実施している留学生に特化して開発したインターンシッププログラムです。事前に地域企業及び留学生にアンケート調査を行い、その結果からこれまでのインターンシップのいくつかの課題点を解決する仕組みと仕掛けを取り入れています。
 今期は新型コロナ感染拡大のため、当初は8月に計画されていたインターンシップが9月に延期され、最終的に10月に終了しました。

 まず8月に合同説明会(インターンシップ説明及び留学生と企業のマッチング)を開催しました。留学生は自分の専門や興味のあるインターンシッププログラムを計画している企業に応募し、面談等を経て最終的に24名の留学生が参加しました。

 インタラクティブ?インターンシップでは、初日に企業に対して留学生のインターンシップを円滑に行うための異文化理解レクチャーと異文化理解ゲーム(カードゲーム)を行います。レクチャーとゲームを通して留学生のことを理解してもらうことが目的です。

 また、1週間が過ぎた時点で中間報告会を開催し、インターンシップの進度、問題の有無を確認し、適宜プログラムの軌道修正を行いました。最終日に留学生はインターンシップの成果を企業や関係者の前で発表し、それぞれの企業より修了証を受け取りました。

 今回はまん延防止等重点措置や緊急事態宣言が発出された中、留学生、企業関係者ともに2度のワクチン接種、PCR検査を行うという万全の対策で臨みました。無事一人の感染も出さず実りあるインターンシップが行われたのは、留学生のインターンシップにかける熱意と企業の柔軟な対応、協力のおかげでした。インターンシップ後のアンケートでは、参加留学生全員、企業の8割が今回のインターンシップに満足したとのアンケート結果が出ました。地域の参加企業、行政、経済界、インターンシップ関係者の皆様に感謝申し上げます。

 2022年の2月~3月の春休みには再びインタラクティブ?インターンシップを実施予定です。今度は新型コロナ感染症も収まり、留学生も精一杯インターンシップで自分の専門を生かしてより良い実務体験ができることを祈っています。

JP / EN